九州地方に大雨洪水警報が出ている状況の中で予定されていた全日本第3戦オートポリス大会。
9時半に大会事務局からレース中止が発表された。
朝、コースチェックを行ったところ
・数箇所でコース幅全域が水没
・グリーンの数箇所で40cmほどの深さで水没していることから、転倒者が出てグリーンに入った場合、水没してしまう恐れがある。さらにレスキューが水没などの理由から、物理的に救助へいけない状況が起こりうる。
・観客スタンドなどで土砂崩れの恐れがある
・観客、エントラントの帰りの道が今後、安全に確保できるかどうか不明
といった理由から、レース中止が発表された。
ルールに則り、レースが行われたGP-MONOクラス以外はすべて、予選結果に基づいてハーフポイントが与えられる。
・入場料は全額返金(昨日来場し、決勝日は来なかった、あるいは両日ともに来た人に対しても全額払い戻し)
・エントラントフィーは共済会費を除いた全額を返却
・賞金は3分の1から4分の1を与える
といった対応策がオートポリスからアナウンスされた。
現状で300人ほどの観客が来場していることから、10時半からロイヤルルームでライダーとファンの交流会的なイベントを行う予定で、エントラントに対して協力が依頼された。