台風の影響が心配される全日本最終戦鈴鹿

現状の天気予報では台風が、明日の昼頃に最終戦MFJ-GPが開催される鈴鹿サーキットに最も接近しそうだ。そうした状況を踏まえ、サーキットでは参加者に向けて緊急ブリーフィングが行われ、最悪の事態を想定した対応策が練られた。
施設側から提案された内容は、万が一、明日の予選が台風の接近によって行えなかった場合、今日の午後のART合同テストでの計測タイムを反映してスターティンググリッドを決めたい、というものだった。そのため、当初は午後のART走行が有料とされていたがこれを無料とし、参加者全員が走れるように施設側が対処する、ということがアナウンスされた。予選で行われるタイヤマーキングは現実的に午後の走行時には行えず、使用ガソリンのコントロール、コース内のオフィシャルも、レース時の半分の人数であることから、黄旗解除のグリーングラッグなどは提示できない状態での走行になる、ということも説明された。
J-GP2、J-GP3、JSB1000、ST600の4クラスは施設側からの提案を受けたが、GP-MONOクラスに関しては午後の走行が12時50分から始まり、準備時間が不十分で対応しきれない可能性があることから、状況によってはランキング順でグリッドを決めることも想定しておく、ということになった。

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